【2020年版】小規模オフィス移転・引っ越し業者8選
【目次】
小規模オフィス移転・引っ越しに業者必要?
小規模のオフィス移転だと、移動させるモノも少なかったり、資金の確保のために無駄な出費を抑えたかったりする場合があったりするので、「自分たちでやろう!」といった方針でオフィスを移転させる会社も少なくないと思います。
実際、とりあえずのオフィスだった、とかの場合、次のオフィス移転ではデスク等は処分し新しいものを購入する前提ということも多かったりします。
しかし、安易に「自分たちでやろう!」だと少し考えが足りないかもしれません。
少し冷静に考えると、結果非効率だったり、リスクが潜んでいたりします。結局「最初から業者にお願いしとけばこんな事にならなかったのに〜、、、」なんてことになったりした話をなんども聞きます。
事前にどんなことを想定しておくべきか、実体験と周りの企業の声を含めて「3つのポイント」簡単にお伝えしておきます。
ⅰ)オフィス選定はプロ必須
オフィス移転を考えるなら最初に場所決めが必要になってきます。これ、立地と広さとかだけでみるとかなり痛い目見ることがあります。
なぜなら、考えているレイアウトが組めない可能性があるからです。
例えば、内見時に「ここは壁で区切って会議室にして、、、」とか考えるとします。そして契約して、いざ業者へお願いすると、業者から「ここエアコンがあるから区切るとメインルームエアコン効かないよ?」とか、「条例で窓がないといけません」 とか、「電気配線的にダメだよ」とか、、、
こういったリスクは素人目だけでは回避しきれないんです。業者をつれていって、プロの目で見てもらいながらレイアウト等を考える必要があります。
ⅱ)最重要!デザイン性
これは個人的には最重要だと思っています。デザインは素人とプロでは明らかにできが違います。
そしてこのデザインというのは、「働いている人のモチベーション」「企業のブランドイメージ」「採用時の差別化」といった、経営の根幹部分を担うといっても過言では有りません。
たとえ4人程度の事務所で20平米程度しかない、そういった小規模だとしても同じことが言えます。むしろ、ベンチャー等といった企業だからこそお金をかけてブランドイメージを構築することが、今後の成長に大きく関わってくると言える考えています。
ⅲ)見えない仕事の多さ
オフィス移転は住居引っ越しと違って本当に行わなければならないことが多いです。
しかも、調整失敗が業務効率の低下・業務停止に繋がり、売上・利益の損失に直接関わってきます。
物を移動させるという作業だけでも、家具搬入・新規家具の手配・不要な家具の処分手配・養生・トラック手配・新旧ビルへの連絡・近隣オフィスへの連絡・スケジュール管理.....きりがないです。
他にも、ネット関係やコピー機やパソコンの設定等もあり、そのスケジュールを引くことを考えるだけでもめまいがします。
具体的には、以上のような詳細を「【オフィス移転】流れ/チェックリスト/メリット・デメリットまとめ」で書いているので参考にしてみてください。
以上のような面倒なディレクションもまるっと管理・手配してくれるのが業者になります。
「安物買いの銭失い」と言うことわざがありますが、まさにその時間を他の業務へ費やしたほうが後々会社のためにもなるのではないかと経験上思う次第です。
小規模オフィスの引っ越し業者【運搬専門】
先述したとおり、運搬だけ任せる、では不足している要素が正直多いです。
ただ、全体のディレクションは確保できてる!や、デザインはこの業者にお願いしてる!とか、とりあえずデザインとは度外視、荷物だけ運びたい!なんてこともあると思います。
そういった企業向けに、ここでは運搬重視の会社を紹介したいと思います。
(正直引っ越しオンリーなら比較サイトを利用したほうが良いかも、、、オフィス用の引っ越し比較サイト※以下は、比較サイトでは出てこないものもあるので参考にしてみてください。)
①値段重視!【ハコブ引越しサービス】
https://www.hakobu.rocks/officeiten
とにかく安いです。5名程度のオフィスであれば約4万円〜・15名程度であれば約10万円〜でやっているようです。
先述の一括見積り以上の値段が出ることも多いと思います。
また、移転関連のサービス(原状回復・不用品改修・ネット関係・OA機器関係等)は一通り揃えておりオプションで必要なものだけお願いするというのも一つの特徴かなと思います。
②安心大手【ハトのマーク引越センター】
「親切・ていねい・安心」をモットーに、昭和49年に設立した事業協同組合で出来ている会社です。とにかく歴史が長い、、、、
また、北海道から沖縄まで、全国200のセンターが移転先でも待機しているため、遠距離移転なんかでも安心です。
③運ぶもの少ない!【ホームレンジャー】
https://kurasi-helper.com/moving/office_moving_2188/
超小規模移転なんかに適しているかなと思います。オフィスデスク1つから柔軟に対応してくれます。
会社規模も大きくないため、いろんな要望にも答えてくれそうで少し変則的な移転であればまずは相談してみても良いかもしれません。
ただし、関東圏内だけですので注意してください。
小規模オフィス移転業者【まるっとお任せ】
以下で紹介するサービスは、オフィス移転のプロジェクトマネージャーとしてイチ社員のような形でまるっとワンストップで動いてくれるものになります。
先述した「オフィス移転時のポイント」を抑えて移転する際は以下が必須になりますが、「ⅰ)事務所選定」から付き合ってくれる業者は少ないです。
上記ポイントを抑えているか、その他クオリティはどうかというのも触れて簡単にまとめていきたいます。
①とにかく急いでる!【ブレインズ】
デザイン:3
実績:3
価格:2
業務範囲:3
特徴
とにかく早い!というのが、売りのようです。
最速スケジュールが「問合せ」〜「移転日」まで最短7日でできるとのこと。ただし、物件選定+契約後のサービスになります。
ワンストップサービスはもちろん、引越しだけ、電気工事だけなど部分的なサービスの提供も行っているようです。
ベンチャーなんかは移転経験がなく、担当への振り分けが甘く退去スケジュールにルーズだったりすることが多いため、退去直前になって、「いろいろ間に合わない!」となることが多いというのも事実です。
そういった際には是非利用してみたいですね!
②デザイン&コスパ最強【オフィス空間】
デザイン:4
実績:5
価格:4
ワンストップサービス範囲:5
特徴
最もバランスが取れていて、私の中では一番のおすすめと言ってもいいかなと思います。
かなり希少な内見同行から一緒にしてくれます。そういった意味で「サービス範囲」を”5”にしています。
実績も多く、会社規模も大きく割に、小さな案件も丁寧にさばいているイメージです。そのため、今では誰もが知る会社の駆け出し時代のオフィス移転から世話している、なんて付き合いも多いようです。
デザインをするとかなり高くついてしまうオフィス移転ですが、この会社はデザインもよく、その割にコスパが良いということで評価されているようです。
グループ会社で引越し業者・OA機器業者等も揃えており、あらゆるサービスをワンストップで提供しているため、価格も抑えられるみたいですね。
③倉庫工場もOK【オフィス引越しセンター】
デザイン:3
実績:4
価格:2
業務範囲:3
特徴
「レイアウトパック」「レイアウト+工事パック」「レイアウト+工事+現場管理パック」と状況に合わせて依頼できるのが特徴かなと思います。
デザインコンペで入選!と書いてありますが、オフィスにそれが当てはまるのか分からないのと、施工事例がないのでイメージができないので「デザイン」は"3"です。
④ひと味違う移転【ヒトカラメディア】
http://hitokara.co.jp/service/
デザイン:5
実績:3
価格:1
業務範囲:2
特徴
オフィス移転を一つの経営戦略と捉えてサービスを提供しています。
「ただのオフィス移転」を「会社の成長の好機」に変える、というのがヒトカラメディアのオフィス移転理念です。
”考える”作業が多いだけに価格も安くはありません。規模も超小規模、というよりは小規模(10~30人)〜中規模(30~50人以上)あたりの会社利用するサービスかなと思います。
⑤関西なら【マイスター引っ越しセンター】
デザイン:2
実績:3
価格:3
業務範囲:4
特徴
関西で人気の企業になります。ただし、支社は名古屋や東京なんかにもあるとのこと。
平成16年設立ですが5000件の実績も豊富で安心してオフィス移転を任せられる企業です。
施工事例が見えてこないのもあり、デザイン部分に少し不安はありますが、関西圏であれば相談にいってみるのもいいと思います。